ガツン！とやれよ。ガツン！と生きろよ。 これからの建設業界を担う人たちへの行動指針を込めて。

修成建設専門学校は、創立から100年以上の伝統を誇る建設分野の専門学校です。その長い歴史から建設業界では誰もが知る学校でしたが、長引く経済不況から広報活動に苦戦。学生数は最盛期の1／4程度までに落ち込んでいました。
そこで約10年前、現状を打開すべく私たちが取り組んだのが、「まったく新しいもの」を生み出すことでした。これまでにない学校案内書とはなにか。ただデザインの良いものをつくるのではなく、これからの建設業界を担う学び舎としての、若者たちへの行動指針を学校案内書に込めました。ガチガチのお堅い慣習なんかにとらわれずに、ガツン！とやれよ。ガツン！と生きろよ。以来、10年以上にわたり、『GATUN！』は、同校のブランディングのコアを担い続けています。

建設業界そのものに興味を持ってもらう「アイテム」。

一般的に学校案内書とは、学校発信による表現で特長を伝える、いわゆるパンフレットですが、『ガツン！』は、建設業界そのものの素晴らしさや楽しさを伝える、いわば「アイテム」になっています。まずは、ものづくりの世界に興味を持ってもらうこと。そこから、同校に興味を持ってもらう。常識にとらわれない『GATUN！』の考え方は、もちろん、デザインや企画にも反映され、他校の学校案内書とは一線を画したものとなっています。

V字回復のカギに。

1号目の制作から約10年を迎えた現在、同校の学生数は当時の約200人から約550人（1学年）へとV字回復を果たしています。もちろん学校案内書は、あくまでも広報ツールの一部にしか過ぎません。ですが、『GATUN！』に込められた行動指針・他校にはないデザイン・企画が大きな変革をもたらすひとつの起爆剤になったと、教職員の皆様からも、大変ご満足いただいております。