【逆効果の可能性も!!】学校SNSでの注意点
山田洋平
投稿日:2024.12.18
更新日:2024.12.20
株式会社with funの山田と申します。
【教育業界に特化したSNS運用】ブログ第47弾です。
学校SNSで集客したい。ブランディングしたい。
という広報ご担当者さまへ向けて、
学校SNSのプロとして、有料級の内容をお届けします。
前回記事は【学生募集だけじゃない!!SNSを使う5つの意外なメリット】についてです。
まだ読んでない!という方はぜひこちらからお願いします。
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頑張ったのに逆効果!?学校SNS広報で失敗しないために!
SNSを活用して広報活動を行っているものの、「高校生からリアクションがない」「投稿しても見られていないのでは」という悩みを抱えていませんか?
多くの方に情報を届けられるSNSですが、実はその投稿が逆効果になっているかもしれません…!
今回の記事では、学校SNS運用が逆効果になってしまう具体例と、その改善策を3つご紹介します。
1.学生を強引に出演させている
・失敗例:SNS出演を依頼した結果、学生が嫌々撮影に応じることに。 表情が硬く不自然で、視聴者にも「やらされ感」が伝わると、逆効果になってしまいます。学生の不満がたまると、最悪の場合には裏アカウントで批判されてしまうことも…。
・改善策:撮影内容を事前に共有し、参加は完全に自由とします。出演者に感謝の気持ちを伝えるだけでなく、出演してくれた学生にノベルティなどを用意します。ダンスやTikTokの企画などであまり撮影中に無茶振りをしないよう、理想は学生が自然体で出演できる環境を。
2. 高校生向けのコンテンツしか発信していない
・失敗例:高校生を重視した宣伝ばかり発信して、在校生が置いてけぼりのパターンです。学校のSNSというとフォロワーは主に在校生ですが、入学したのにオープンキャンパスの情報ばかりでは、それは在校生も楽しくありませんよね。フォロワーの反応が悪いため、いつまでも拡散できないアカウントとなってしまうのです。
・改善策:在校生と楽しみ、学校生活の安心感を伝える情報を届けましょう。オープンキャンパスの情報や入試情報は数を減らして、できる限り自然体でたくさんの制作ができるインタビュー動画や授業紹介を企画してください。
3. 更新が不定期すぎる
・失敗例:イベント直前だけ投稿が集中し、その後何週間も更新がないなど、発信が不定期でフォロワーの関心が薄れる状態です。せっかく新しくフォローした人が「動いていないアカウント」と判断し、フォローをキャンセルすることもあります。また、不定期な投稿はアルゴリズム上も良い運用方法とは言えません。
・改善策:定期的に投稿するため、スケジュールを作成することを推奨しています。また、日常の学校生活や部活動、インタビューなどは基本的に撮りだめを意識して、ストック素材をためておきましょう。すぐに編集ができると、更新頻度を維持できるようになります。最終的には担当者を増やし、運営の負担を分散する仕組みを作っていくことが理想です。
いかがでしたでしょうか?
SNS運用は手軽に始められる反面、成果がすぐに現れないことも少なくありません。
成果が現れないことで焦ってしまうと、本来伝えたかった情報とは異なってしまうだけでなく、
ネガティブな印象を与えてしまう可能性もあるのです。
「誰に」「何を」伝えたいのかという目的を明確にしていただければ、
結果的にSNS活用の成果につながっていきます。あせらず、計画的に取り組んでください!
SNSについて
「この運用で合っているのかな…」
「学生とイベント作りをしたい」
「SNSそのものを見直したい!」
とお困りの学校さまは、ぜひ一度ご相談ください。
コンサルティングのご相談もお受けしております。
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SNSを募集活動に効果的に利用するために、日々のアンテナを張っておきましょう。
それではまた次回。
募集活動、一緒に頑張りましょう!