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【SNS活用例】美作大学さんのSNS運用に迫る!【特集インタビュー】

山田洋平

投稿日:2024.8.23

更新日:2024.8.30

株式会社with funの山田と申します。

【教育業界に特化したSNS運用】ブログ第40弾です。
学校SNSで集客したい。ブランディングしたい。
という広報ご担当者さまへ向けて、
学校SNSのプロとして、有料級の内容をお届けします。

前回記事は【ショート動画の再生数に悩む学校さまはコレだけ見てください】です。
まだ読んでない!という方はぜひこちらからお願いします。


▼前回記事リンク先
https://www.kesion.co.jp/pd/blog/20140828/


※学校SNSに特化したX(旧Twitter)はこちらです。
https://twitter.com/withfun_y_y
ぜひこちらも合わせてフォローをお願いいたします。

美作(みまさか)大学 広報担当者さまインタビュー

今回は特集記事です。僕が以前から注目していた美作大学さんにインタビューをさせていただき、
その運用方法に迫りました。

美作大学さんとは…
岡山県にて【食】【子ども】【福祉】3つの分野の学びを提供されている大学です。
記事を読む前に、ぜひこの機会にショート動画もご覧いただければと思います。
(ブログ記事に戻ってくるのをお忘れ無く…苦笑)

美作大学 HP
https://mimasaka.jp/

YouTube チャンネル登録1.1万人
https://www.youtube.com/@mimasakadaigaku

Instagram フォロワー2900人
https://www.instagram.com/mimasakadai/

TikTok フォロワー7000人
https://www.tiktok.com/@mimasakadaigaku?_t=8j4QE34rvxX&_r=1
ーーーー

以下、一問一答形式でまとめましたのでご覧ください!

Q. SNS運用の担当者は?

SNS運用は職員だけで行っています。
初めは専任のSNS運用職員(非常勤)を配置し、1万再生とフォロワー1000人を目標に掲げていました。しかし、順調に成長を遂げていた中で、前任者がヘッドハンティングされ11月に退職したため、現在の広報室担当者がその業務を引き継ぎました。

Q. チーム体制について

専任のSNS運用者がいない中で、広報室職員と契約職員の2名体制で運用しています。
対象のテキストことから、
・学校のことを良くわかっている
・普段から学校のイベントによく参加している
・学生との距離感が近い
といった点をSNS制作に活かせていると思います。

Q. 企画、動画撮影の進め方は?

毎週企画会議を開くわけではなく、先生から取材依頼が来るたびに、写真撮影と同時に動画も撮影するというスタイルを取っています。

Q. 撮影と編集ソフトは?

すべての撮影・編集は職員が担当し、約1分の素材を4〜5個撮影して編集しています。編集にはFilmora13を利用しています。

※Filmoraとは
無料のCapCutの利用者が増えている中、1万円程度で買い切り購入できる優良ソフトです。Adobe製品を使う方も多いですが、コストを下げたい方や、もう少しシンプルな編集ソフトがいい方におすすめです。

Q. SNS活用を始めた経緯は?

TikTokは自動的にレコメンドされるため、宣伝費用がかからず、大きなチャンスと感じたからです。学校の品位を心配する意見もありましたが、まずは知ってもらうことが大切だと考え、運用をスタートしました。単にバズを狙うわけではなく、学校の自然な様子を編集した動画がTikTokで100万再生を達成してからは、学校内の理解も深まり、よりSNSに協力いただけるようになりました。

Q. 分析についての考え方は?

TikTok用に投稿を作成し、基本的には同じ動画をInstagramリールやYouTube Shortsにも投稿しています。定期的に再生数を確認していますが、細かい分析はあまり行っておらず、学校の定員1000人に対し、2000回の再生があれば外部にも十分に露出したと考えるようにしています。外注による分析レポートも検討したことはあるものの、検証が難しいことや、SNSでは居住地のセグメントが正確に機能していないこともあって、現在は分析機能はあまり利用していません。

Q. 今後の課題を教えてください!

ここ最近のアルゴリズム変更による再生数の影響は気にしています。
また、チャンネル登録者1万人の有効活用方法についてもより良い形がないか検討しているところです。

インタビューを終えて

沢山の質問をしてしまいましたが、一つ一つ本当に丁寧にお答えいただきました。
SNS運用方法には僕も非常にシンパシーを感じると共に、職員の素晴らしいお人柄と広報への想いに触れ、美作大学さんのコンテンツの強さ・面白さの理由が伝わってきました。

最初の衝撃は、美作大学さんは「学生チームによる素晴らしい運用体制を敷いている」と思っていたところ、まさかの「スーパー職員型・属人的運用」でした。学生目線の編集スタイルが素敵で、本当に努力の賜物だと感じています。
(くれぐれもお身体をお大切に)

ちなみに、
美作大学さんの素敵な動画編集ですが、なんと独学で勉強されているそうです…!
YouTubeを見れば勉強動画が沢山あるとおっしゃっていましたが、「言うは易く〜」です。
あれだけの編集技術を習得されるにのは、簡単ではなかっただろうと感じます。

個人的に一番素晴らしい仕組みだと感じたのが、【先生から取材依頼が上がってくる点】です。
SNSでは企画を考えたり、学生にアポをとったり、撮影以前にやることが多くて後回しになりがちですが、できるだけ作業を少なくすることで、SNS撮影のネタがない状況を防いでいるわけですね。

学校SNSでは、バズる動画を出すのは非常に難しいため、
いかに日常の動画を沢山投稿できるかがSNSを成果に結びつける鍵となります。

美作大学さんのこの運用はぜひ参考にしていただければと思います。
※美作大学さんのSNS更新量についても注目です!

これからの運用にも注目したいと思います。
みなさまもぜひSNSフォローをしてご注目ください!

美作大学 HP
https://mimasaka.jp/

YouTube チャンネル登録1.1万人
https://www.youtube.com/@mimasakadaigaku

Instagram フォロワー2900人
https://www.instagram.com/mimasakadai/

TikTok フォロワー7000人
https://www.tiktok.com/@mimasakadaigaku?_t=8j4QE34rvxX&_r=1

まとめ

今回はSNS上級者ともいえる美作大学さんの特集をさせていただきました。
僕も普段から沢山の学校さんを拝見しているものの、本当に勉強になったインタビューでした。


ご感想はぜひ僕のXアカウントの方へもいただけると嬉しいです。
・「うちの学校も取材してほしい!」
・「SNSじゃないけどこんな課題について教えて欲しい!」

というご依頼があれば、超絶ニッチなこちらのブログで解説いたします笑

山田のXアカウントはこちら↓
https://x.com/withfun_y_y


SNSについて
「この運用で合っているのかな…」
「学生とイベント作りをしたい」
「SNSそのものを見直したい!」

とお困りの学校さまは、ぜひ一度ご相談ください。
コンサルティング・SNS講座・動画制作のご相談もお受けしております。

<お問合せフォーム>
https://www.kesion.co.jp/pd/contact/

SNSを募集活動に効果的に利用するために、日々のアンテナを張っておきましょう。


それではまた次回。
募集活動、一緒に頑張りましょう!

この記事を書いた人

山田洋平

株式会社with fun代表取締役・SNSマーケター

山田洋平

株式会社with fun代表取締役・SNSマーケター

専門学校横浜ミュージックスクール広報課長として10年勤務。
広報担当1名で主要SNSすべてを活用する募集施策で、
広報費を削減しつつ、入学者数3年で2倍、5年で3倍を達成。
コロナ禍でも3年連続、募集開始1ヵ月での定員達成!
学校SNSに特化したコンサルティングを行う「株式会社with fun」を設立。