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【保存版】ショート動画の再生数に悩む学校さまはコレだけ見てください

山田洋平

投稿日:2024.8.22

更新日:2024.8.23

株式会社with funの山田と申します。

【教育業界に特化したSNS運用】ブログ第39弾です。
学校SNSで集客したい。ブランディングしたい。
という広報ご担当者さまへ向けて、
学校SNSのプロとして、有料級の内容をお届けします。

前回記事は【X運用の最新アルゴリズムから見る運用戦略】についてです。
まだ読んでない!という方はぜひこちらからお願いします。

▼前回記事リンク先
https://www.kesion.co.jp/pd/blog/20240722/

※学校SNSに特化したX(旧Twitter)はこちらです。
https://twitter.com/withfun_y_y
ぜひこちらも合わせてフォローをお願いいたします。

再生数、それは永遠の課題。

多くの担当者さまを悩ませるSNSの永遠の課題が再生数(インプレッション数)かと思います。
しかし、僕は以前から再生数、フォロワーに一喜一憂しないSNS運用を推奨しています。
(当初は本当に少数派で理解されませんでした…)

今回のブログでは、数字でお悩みの多くの方の背中を押せるような内容をお届けいたします。
・学校SNSは1000未満再生でも十分!
・続けることが大切!

今回は結構ボリューム沢山ですが、ぜひ本記事をブックマークいただき、
担当者のみなさまでぜひ最後までご覧ください!


※最後に一番大事なことを記載します。

そもそも学校SNSは数字が上がるものではない

SNSで数字が取れる動画=抽象的な企画。言い換えると誰が見ても面白い動画となります。
学校広報の動画で、誰が見ても面白い動画は求められてはいないのです。

これは何度もお伝えしていますが、SNSは年齢、居住地を指定できないため、多くの方に見てもらうほど、ターゲットから離れた方に再生されるようになります。

一生懸命作った動画が1万再生されたら嬉しいですが、9500人は40才以上だったり、遠方の方の再生かもしれない訳です。
それであれば1000再生でも、入学対象に近い方が見てくれる動画の方が良いわけですね。

バズ=チラシ配布と考える

バズったのにフォロワーが増えない!という方も多いですが、その通りなのです。
バズった動画を見てもらったところで、他の動画が有益でなかったり、興味がなければ再生は増えてもフォローされません。これはYouTubeでもXでも同様ですね。

バズった動画はあくまでアカウントの存在を知ってもらうためのチラシと考えてください。
日常の動画を投稿していたら、「たまたまバズってラッキー!」と考えるくらいがちょうど良いと思っています。

【テクニック編】投稿時間を変えてみる

投稿時間については様々な見解がありますが、結論、学校は16〜18時くらいにせざるを得ない。と思っています。

利用者が多い時間帯は20〜22時ごろと言われていますが、この時間帯に投稿すると、万一何かあった場合に職員がチェックできないという問題があります。
朝や昼は夕方に比べて数字が取りにくいため、色々な状況を加味すると、結局夕方がベスト。というのが僕の結論です。

ただ、毎回13時や16時などバラバラに投稿しているような学校の場合、しっかり夕方17時に固定することで数字が伸びる可能性があります。

【テクニック編】まず学生のフォロワーを増やす

SNSがうまく活用できない学校の特徴は「学生のフォロワーが少ない」という問題が多いです。
そもそもフォロワー40名であったら高校生の方もフォローしにくいですよね。
また、SNSのアルゴリズム的には、学生にフォローしてもらうことで、若い方にしっかり投稿が表示されるようになっていくのです。

学生さんのフォロワーを増やすコツとしては、
学内にQRコードを掲示したり、撮影の際に出演者にフォローしてもらうなど地道な努力が必要です。
また、これもよくお話していますが、入学式、学園祭などイベントのタイミングで一気に増やし切ってしまうのがベストです。
(ウェビナーでもお話していますので、ぜひ質問してください!)

決して、バズっていけばフォロワーが増えていくものだと思わないことが重要です。
高校生のフォロワーを獲得するのは相当難しいことなので、まずは学生フォロワーをしっかり獲得しましょう。

【テクニック編】ハッシュタグを減らす

え、逆じゃないの?と思われた方はご注意ください。
今やハッシュタグは少ないほど良いと言われています。
沢山つけるほどAIが混乱するため、本当に必要な3〜5個以内で十分、というのが現時点でのトレンドです。
数字が伸びそうだという安易な理由で、自校に関係ないワードを入れてしまうと、逆に再生数が減少する可能性の方が高いのです。

【要注意】編集の質を上げるのは正解とは限らない

正直なところ、SNSショート動画では60〜80点の編集ができていれば問題ありません。業者やインフルエンサーが制作するような質の高い動画を作る必要はないのです。
もちろん、質は大事ですが、質が高まるほど編集に時間がかかり、内製化のハードルが上がってしまう方が問題だと考えます。

【その他】SNS広告を実施する

意外に盲点なのがSNS広告です。広告を行うことで確実に数字をあげていくことが可能です。
広告のメリットは過去ブログで解説しておりますので、ご覧ください。

【SNS】<数字が出ません>WEB・SNS広告、それでもやる意味はあるの? 〜前編〜
https://www.kesion.co.jp/pd/blog/20230613/

【一番大事なのは…】

結局のところ、投稿頻度だと思っています。
再生数に拘らないといっても、月に4本の投稿では数字が少なすぎます。

今やSNSは毎日投稿するインフルエンサーで溢れており、その中で戦っていかなければならないのです。
さすがに毎日投稿しましょう!とは言いませんが、投稿が多い方が接触できる回数も増えていき、記憶に残る可能性が高まることは確実です。

SNSの効果を実感するためには
上級者     月に15本以上
初心者〜中級者 月に10本以上
この辺りを目標に頑張っていただきたいと思います。
もちろん広報担当者だけで月に10本を制作するのは大変なので、、最後にその運用方法を記載いたします。

【投稿数を増やす運用2パターン】

僕がおすすめしている形は
①外注(業者)と伴走して投稿数を増やす
②学生チームや学科チームのアカウントを開設して投稿数を増やす

このどちらかです。

専門学校など、学生に運用を任せられない、という学校の場合は①を、
大学など、学生に運用を任せられる、という学校の場合は②を推奨します。

現在の学校SNSの成功例としては、公式の1アカウントだけでなく、複数のアカウントで協力して投稿頻度を上げていく形が重要となっているように感じています。

オーキャンスタッフなどで学生SNSチームを結成することができれば、SNS運用を自動化することができ、募集活動に大きな影響をもたらしてくれるはずです。


最後に宣伝ですが、
①②ともに、SNSの運用コンサルティングについては沢山のご相談をいただいておりますので、興味がある方はぜひお気軽にご相談をお願いいたします!

まとめ

SNSを中心としたデジタルマーケティング(コンテンツマーケティング)では
一本の再生数は少なくても、沢山投稿することで、複利の力を働かせることが重要です。

過去の動画が何らかの機会で注目を浴び、他の動画の再生も突如増えるといったことがあります。
少なくても意味のある数字をコツコツ積み上げてください!

SNSについて
「この運用で合っているのかな…」
「学生とイベント作りをしたい」
「SNSそのものを見直したい!」

とお困りの学校さまは、ぜひ一度ご相談ください。
コンサルティング・SNS講座・動画制作のご相談もお受けしております。

<お問合せフォーム>
https://www.kesion.co.jp/pd/contact/

SNSを募集活動に効果的に利用するために、日々のアンテナを張っておきましょう。
それではまた次回。
募集活動、一緒に頑張りましょう!

この記事を書いた人

山田洋平

株式会社with fun代表取締役・SNSマーケター

山田洋平

株式会社with fun代表取締役・SNSマーケター

専門学校横浜ミュージックスクール広報課長として10年勤務。
広報担当1名で主要SNSすべてを活用する募集施策で、
広報費を削減しつつ、入学者数3年で2倍、5年で3倍を達成。
コロナ禍でも3年連続、募集開始1ヵ月での定員達成!
学校SNSに特化したコンサルティングを行う「株式会社with fun」を設立。