みなさん、こんにちは。
株式会社ケシオンの高野です。
学校の広報のお手伝いを中心に仕事をしております。
具体的には、大学・専門学校等のwebサイトや学校案内等のご提案が、私の主な仕事です。

このような業務に携わる中で、これまでに約100校のオープンキャンパス（以下OC）を拝見する機会がありました。
そして、「人が集まっている学校」と「そうでない学校」では、明確な違いがあることに気がつきました。
その違いをここに、書き記していきたいと思います。

前回は「【オープンキャンパス】OC後にフォローを行う。」という、タイトルでお届けしました。
まだ読んでない方は、下記よりご確認いただけます。

【オープンキャンパス】OC後にフォローを行う。


9回目の今回は、「学生さんにOCの協力をいただくには」です。

最初に、ちょっと想像してみてください。
ある日、陶芸に興味を持ち、習うことにしました。
まずは、陶芸教室へ見学に行きます。
90歳くらいのおじいさん先生が、案内してくださるとします。
もごもごとお話をされ、何をおっしゃられているのか聞き取れなく、笑顔もなく、ちょっと頑固そうに見えます。

後日、別の陶芸教室へ見学に行くと、もちろん先生はいらっしゃるのですが、説明してくれるのが「その陶芸教室の生徒さん」で、とても明るく楽しい時間を過ごせました。
みなさんは、どちらの陶芸教室に行きますか？

私なら後者です。
このような例からも、やはり「学生さんに説明してもらう効果」はたくさんあります。
・教職員ではないので、学校にとって都合の良い話ばかりしないかも？という安心感。
・質問しても、本音を話してくれそうな期待感。
・入学後の自分をイメージできる。

学生さんに協力いただいて、運営の中心になってもらった方が当然良いに決まっています。

一方で、学生さんがなかなか協力してくれない。
もしくは、思う通りに動いてくれない。
そういったお声をよく聞きます。

ここで大切なのは、学生さんにしっかり「期待すること」と「信頼関係」です。

学生さんは何も悪くありません。

学生さんのことを期待し、「このレベルまでやって欲しい！」と要望しない限り、みなさんが思っている活躍はしてもらえません。

学生さんは、みなさんにない力を持っています。

ご存知の通り、若さとさわやかさです。
来校するOCの参加者と限りなく近い年齢です。
どういう感覚で来校してくれているのか、よく分かっています。
その力を存分に発揮していただきたいです。

では、信頼関係はどのようにして築くのか？
これは、一朝一夕にはいきません。

笑顔での挨拶、愛のある授業、常に話しかけ、気にかける。
この毎日毎日の繰り返しが、とても大切なのです。

まずはそこから、はじめましょう。

OCで学生さんの活躍が素晴らしい学校様では、毎年OC学生スタッフの募集を行うと、選考しないといけないくらい応募があります。
そんな学生さんは「高校生の時に来校して、とても親切に、すばらしい対応をしてくれたから」と言います。

これには、「授業も愛があって、充実していて、自分の学校に誇りを持っているからこそ、OC参加者に入学して欲しい」という想いがこもっていますよね。

大変ですが、先ずは、学生さんの名前と顔を全員覚えることからです。
まずは、盛んに声をかけましょう。

効果的な対応をしてくれる学校様は、教職員との会話量が多いです。
また、先生との信頼関係が強いです。

みなさんの学校でも必ずできます。
学生さんのために、がんばりましょう。

弊社では、「学生さんとの信頼関係の強いOCにしていただく」ためのアドバイスを無料で行っています。
ぜひ一度、第三者の私どもに、OCを見学させてください。
忌憚なくレポートを作成いたします。

まずは、こちらからお問い合わせくださいませ。
お問い合わせフォーム

ご連絡いたします。

※現在、本当に多数のお声がけをいただいておりますので、希望の日程にお邪魔できないこともございます。先ずはお声がけいただければ幸いです。