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【SNS】<TikTok>学校SNSならこう使う。

山田洋平

投稿日:2023.4.20

更新日:2023.4.24

株式会社with funの山田と申します。

【教育業界に特化したSNS運用】ブログ第7弾です。
学校SNSで集客したい。ブランディングしたい。
という広報ご担当者さまへ向けて、
学校SNSのプロとして、有料級の内容をお届けします。

前回は【Instagram】について解説しました。
まだ読んでない!という方はぜひこちらからお願いします。

▼前回記事リンク先
【instagram】学校snsならこう使う。


TikTokまとめ

『TikTokって、若者が踊るSNSでしょ…』と考えていらっしゃる方は、今すぐに考えを変えましょう。

まず、TikTokの凄いところは 「拡散力」です。
2016年にリリースされてから、「たったの5年で世界の10億人以上にも及ぶユーザー数を獲得した」というその勢い、これに尽きるかと思います。

【利用者など】
・高校生ユーザーの利用率はSNSの中でも高い。
・日本では30、40代の男性の利用率が高い(ビジネス利用も多い)。

【高校生の主な利用用途】
・同世代の勉強法チェック。
・好きな有名人のフォロー、エンタメのチェック。
・動画の撮影アプリとしての利用。
・ショッピングやグルメ情報の検索。

【これからのおススメ利用方法】
・TikTokは認知目的と割りきって投稿する。
・数字を取りに行く企画動画と、学校の魅力を伝える日常動画を分けて投稿する。
・TikTokで作った動画はリールやYouTube Shortsにも代用する(ただしTikTokの透かしロゴあり動画の流用はやめましょう)。

TikTokは同じ動画で始めた方が吉。

SNSの中でもまだ取り組んでいない学校さまが多いTikTokですが、
個人的にはとりあえず始めた方がいい とアドバイスしております。

というのも、2023年3月現在は、ショート動画の流用が一般的であり、
多くのインフルエンサーや企業アカウントが、
YouTube Shorts
Instagramリール
TikTok
LINE VOOM
同じ動画を投稿し始めているからです。


以前までは、
・炎上しやすいのでは?
・学校の雰囲気と合わない…
・視聴者とターゲットがミスマッチでは?

という理由でTikTokを敬遠されていたかもしれません。
しかしここ近年では、投稿される動画数が爆発的に増加したこともあって、
「興味のありそうな人」にしか表示されないという仕様になっております。

学校の授業や日常を載せた動画が、突然見ず知らずの大人に届く確率は非常に少ないです。


たとえ200回程度の再生であったとしても、
YouTube・Instagram・TikTokで同じ動画を投稿することで、
閲覧者を3倍以上 に増やせる可能性があります。
弊社が行ってきた検証では、リールで伸びなくても、YouTubeで10倍以上の再生がされることもありました。
ちょっとした保険をかける意味でも、「同じ動画を流用していく運用」がベターであると感じています。

当然のことですが、 作る手間は1回でも、投稿量は3倍になるのです。
こう聞くと、ちょっとやってみる気にならないでしょうか…?
(再生数がすべてではないですが、運用していくモチベーションの面も考慮すると、再生数が出るに越したことはないですよね…)



【SNSはマラソン】TikTokはどんな動画がいい?

あなたのアカウントに合う動画はこれです!!
と、ズバッと言って欲しいですよね…
ですが、残念ながらそれは学校ごとに違います。

私は常々、SNSはマラソンであると思って運用してきました。
短期的な成功、バズを求めて運用するのではなく、長期的な目線(少なくとも1年)で運用するのが成果につながると考えています。

一度の投稿がバズると、飲食店であれば来店は増えるでしょう。
ですが、学校の投稿がバズっても、その視聴者がすべて高校生というわけではないのです。

バズりも良いことばかりではなく、
学校と無関係なフォロワーがたくさん増えてしまった結果、
普段の動画に反応がつかなくなってしまい、結果的に日々のインプレッションが下がるといったケースもあります。

やはりコツコツ運用を続けて、まずは目の前のフォロワー(在学生)からの反応を獲得していくことで、少しずつ同世代に拡散してもらうのが王道戦略であると感じています。

しつこいようですが、SNSで成功するためには
目先のいいね、フォロワー数に惑わされず、長期的な目線で考えていきましょう!

まとめ

次回は【YouTube】について解説します。

動画サービスとしては老舗であるYouTube。
TikTokやInstagramの勢いに押されているのでは?と思う方もいるかもしれませんが、縦型・横型としっかりと動画を使い分け、まだまだ利用者数は圧倒的です。

Shortsの使い方を知ることで、眠っていた横型動画を再利用できるかもしれません。動画コンテンツ時代の今、上手に現在と過去動画を活用していきたいですね。

それではまた次回。
募集活動、一緒に頑張りましょう!

この記事を書いた人

山田洋平

株式会社with fun代表取締役・SNSマーケター

山田洋平

株式会社with fun代表取締役・SNSマーケター

専門学校横浜ミュージックスクール広報課長として10年勤務。
広報担当1名で主要SNSすべてを活用する募集施策で、
広報費を削減しつつ、入学者数3年で2倍、5年で3倍を達成。
コロナ禍でも3年連続、募集開始1ヵ月での定員達成!
学校SNSに特化したコンサルティングを行う「株式会社with fun」を設立。