Do Creative,
to the one's mind

Blog

ブログ・セミナー

今こそ【長尺動画】参考にしたい学校動画はコレ!

山田洋平

投稿日:2024.6.20

更新日:2024.7.12

株式会社with funの山田と申します。

【教育業界に特化したSNS運用】ブログ第36弾です。
学校SNSで集客したい。ブランディングしたい。
という広報ご担当者さまへ向けて、
学校SNSのプロとして、有料級の内容をお届けします。

前回記事は【お悩み相談 4年制大学の場合】についてです。
まだ読んでない!という方はぜひこちらからお願いします。

▼前回記事リンク先
https://www.kesion.co.jp/pd/blog/20240618/

※学校SNSに特化したX(旧Twitter)はこちらです。
https://x.com/withfun_y_y
ぜひこちらも合わせてフォローをお願いいたします。

なぜ今さら長尺動画…?

「ショート動画全盛の時代に、なぜ長尺動画をおすすめするの?」
と、思っている方も多いでしょう。
結論からいえば、ショート動画と長尺動画は
役割が違うのです。

・ショート動画
1分未満。縦型。
動画が作りやすく、気軽に日常を投稿できるが差別化は難しい。
学校を知ってくれた方へのリマインドに向いている。

・長尺動画
1分以上(学校ならば10分未満が中心)。横型。
動画は作り込む必要があるが、伝えたい情報をしっかりと伝えられる。
長い時間接触することができるため、ファン化しやすくなる。顕在層への訴求に向いている。

どちらかだけを頑張るのではなく、
ぜひ両方に取り組むことを目標として欲しいと思います。

独断で選んだ学校の長尺動画3選+α

①足立学園中学校・高等学校

足立学園中学校強歩大会
▼動画視聴URLはこちら
https://www.youtube.com/watch?v=q5m-gMakRqI

私がこっそりチャンネル登録をさせていただいている足立学園さんです。
編集も素敵で、こんな風にイベントを映像化してくれたら生徒さんも楽しいだろうなと感じます。
おそらく外注かと思うのですが、このクオリティーならば、学内行事をひたすらお任せしておけば相当なPRになっているはずです。
学園祭2023、2024と、鍵となるコンテンツはちゃんと毎年更新されている点も素晴らしいです…!

足立学園校内ツアー
▼動画視聴URLはこちら
https://www.youtube.com/watch?v=0in08B_bhoY

ちなみに校長先生が直々に案内をしてくれる校内ツアー動画もあります。学校内部を見せるだけでなく、こうして人柄も伝わる作りにしていると、親近感が沸きます。
コンテンツで大事なことは雰囲気を伝えることです。
施設の紹介だから人がいなくて良いのではなく、【学校の紹介をして、ファンになってもらうために作る】ということを常に念頭に置きたいですね。

②東京情報デザイン専門職大学

【TID1期生が語るホンネ!?】第1回学生ぶっちゃけトーク!!
▼動画視聴URLはこちら
https://www.youtube.com/watch?v=wKG5AkdTvPI

こちらはオープンキャンパスの様子をそのまま撮影し、動画にした企画。
こうした発想が素晴らしいです。
オープンキャンパスでせっかく色々なイベントを行っていても、参加者しか見れないのはもったいないですよね。
「敢えてリアルでしか見れません…」というご意見も分かるのですが、知られないのでは意味がありませんので、せっかくのイベントは、動画にどんどん残していきたいですね。
また、YouTubeらしい編集をすることで、トークも見やすくなり、
先生のキャラクターも楽しく伝えることができます。


③新潟コンピュータ専門学校
▼動画視聴URLはこちら
https://www.youtube.com/watch?v=OftttU-F3uE

【学校紹介】NCC新潟コンピュータ専門学校
ドローンによる学校紹介動画は増えてきましたが、ドローンだけでなくインタビューも上手に挟んだ学校紹介動画です。
大学など特にキャンパスが広い学校ではドローン撮影は有効ですが、このように専門学校でも教室をダイナミックに動き回る映像を撮ることができ、動きのある映像とすることができます。
先日Xでつぶやいた、実践女子学園中学校さんの動画も掲載しておきます。
▼【実践女子学園中学校】ここが渋谷!?~ドローンで巡る、実践女子学園~
https://www.youtube.com/watch?v=AKL-1wnro2E

動画の企画はどうしたら良いの?

色々とご紹介した長尺動画ですが、『うちの学校では何をやったら良いのだろう…』と悩んでしまう方も多いと思います。

ただ、ゼロから動画を考えるのではなく、まずは「既存の学校行事を動画にする」ところから始めてみてください。
学園祭・歓迎会・発表会・入学式・卒業式・球技大会など、みなさんがパンフレットで掲載している学内スケジュールのページを動画に起こしていけば良いのです。

最初はお金がかかりますが、外注して一本は作ってもらうことをおすすめします。
しっかりした動画があると、ガイダンスやオープンキャンパス、さらにはLINEのメルマガでも活用することができ、意外な効果を生み出すものです。
その後は学校のリソースに合わせて、内製ができるようになると良いですね。
僕は担当者時代に、隔週でYouTubeの長尺動画を制作して、学生数は増えましたが、無事に力尽きました…(非推奨)

ぜひ、YouTubeについてはこちらのブログも参考にしてください。
▼【学校がやるべき】動画はショート?長尺? | 株式会社ケシオン 企画部WORKS
https://www.kesion.co.jp/pd/blog/20140221/

まとめ

YouTube長尺動画について記載してきました。
改めて、ショート動画が流行っているのは間違いありません。

ですが、ショート動画だけでファン化して、本当に入学まで繋がっているのか?
という目線で考えると、僕は結構「??」な立場です。

ツールが発達して動画は作りやすくなる一方、同じような動画が並んで差別化は難しくなっていきます。
だからこそ、ショート動画だけでなく、長尺動画でしっかりとファン化していくことが必要だとお話しています。
本質を捉えて、学生募集の施策に活かしていただければ幸いです。

SNSについて
「この運用で合っているのかな…」
「学生とイベント作りをしたい」
「SNSそのものを見直したい!」
とお困りの学校さまは、ぜひ一度ご相談ください。
コンサルティング・SNS講座・動画制作のご相談もお受けしております。

<お問合せフォーム>
https://www.kesion.co.jp/pd/contact/

SNSを募集活動に効果的に利用するために、日々のアンテナを張っておきましょう。

それではまた次回。
募集活動、一緒に頑張りましょう!

この記事を書いた人

山田洋平

株式会社with fun代表取締役・SNSマーケター

山田洋平

株式会社with fun代表取締役・SNSマーケター

専門学校横浜ミュージックスクール広報課長として10年勤務。
広報担当1名で主要SNSすべてを活用する募集施策で、
広報費を削減しつつ、入学者数3年で2倍、5年で3倍を達成。
コロナ禍でも3年連続、募集開始1ヵ月での定員達成!
学校SNSに特化したコンサルティングを行う「株式会社with fun」を設立。